試される北の大地のJブログ

北の大地の残念トリオ「ボンクラーズ」のブログ。お暇潰し。いえ、お茶濁しにどうぞ

イベントデッキとアイツ

はじめまして、SHINOといいます


北海道勢のJ2です。ひらがな表記+ちゃんづけで同名の北海道のランカーさんがいらっしゃいますが別人です。



イベントやってきたのでデッキと戦績をぺたり




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アリアンロッド舞姫》になります。最初は「無限の魔法石」を抜いて「オータムロイド」3枚だったのですが、某有名なQ2のランカーさんに当たったとき「アリアンロッド」も「丹花のリンリン」も底に貯まって流石にやばかったので、急遽採用。

「戦神・毘沙門」は13回やって13回腐ったので同じタイミングで抜きました。《巨人》使いのホモはせっかちなので さっさとターンを渡しましょう。




1つだけ言っておくと


イベント専用機 です。




やることは「アリアン」と「リンリン」を押し付けるだけなので解説は要らないと思います。JKは育成用の《ヘヴンズドライブ》でしたが、「突撃の合図」とのコンビネーションがなかなかで思ったよりはアリでした。



アリアンロッド珍獣》《舞姫》共に使いこなせるのであれば、かなり楽しくておすすめです。




今回のメインは、このイベントで結構見かけたあのカードについてお話しておこうと思います。




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■アンフェア・タックス
対戦相手のターン開始時、対戦相手の手札が7枚の場合、対戦相手の手札を2枚ランダムで捨てる。

ご存じ「アンフェア・タックス」です。イベント先攻初手なんかで打たれると台パンもののカードであるとして問題になりました。前回の3枚ドローイベントのときほどじゃないけど



今回は、イベントに限らず実際にこいつが僕のかわいいリンリンちゃんを落としていきやがる確率を求めることで、どの位強いカードなのか見てみたいと思います。




タックスが特定の1枚を削ぐ確率は

1/7+6/7×1/6=2/7   約29%




「7枚から2枚落としただけでしょwwww」
って思ってる人少しはいると思うんですが、意外と高確率です。もう少しデータを出しておくと、




特定の2枚が削がれる確率

2/7×1/6=1/21 約4.8%




ぬるめのアプリの単発ガチャで最高レア度が出るくらいの確率です。乖離性ミリオンアーサーとかがこのくらいの確率ですね(4%)。二枚削がれたときは「MR当たったー!!!」とか叫んでおきましょう。




特定の2枚のうち1枚が削がれる確率

5/7×2/6+2/7×5/6=10/21 約48%




特定の2枚のうち一枚以上が削がれる確率

10/21+1/21=11/21 約52%




返しに「デビルウィンナー」+「原初神ガイア」しようとしたとき、タックスによる妨害でそれができない率が約半分ということですね。これを高いと見るか低いと見るかは自由です。 「魔法石」なんて使おうものなら更に手札が減って美味しいです。






今度は逆に不要なカードを破壊していく確率から強さを見ていきたいと思います。



「この世に不必要なカードは1枚もない」とか言っていた某デュエリストがいましたが、このゲームには《オリボ要員》とかいう 不必要なカードをいれなければならないシステムが存在します。




仮にBデッキで考えるとしたら、異物は4ptユニット3枚と調整用1ptカード数枚くらいなもんで、それ以外は大体自然に使えるカードです。Sデッキも圧倒的に減りましたしね。




何が言いたいかというと、その異物はハンドに0~2枚しかない場合が多いです。それ以外はすべて自分の手で考えてデッキに入れた最強のカードたちのはずです。先ほどの確率に当てはめると




タックスがハンドにある異物1枚以外を2枚削いでいく確率

1-2/7 =5/7 約71%



タックスがハンドにある異物2枚以外を2枚削いでいく確率

1-11/21=10/21  約48%



タックスがハンドにある異物2枚のうち1枚、それ以外から1枚を削いでいく確率

10/21 約48%




タックスがハンドにある異物2枚をちょうど削いでいく確率

1/21 約4.8%




これらの数値は相当ヤバイと個人的には思いますがどうでしょうか。




そのターンで使うカード以外は死んでOK

そんな訳ないはずです。








であるなら、相手の5枚の手札の中から1枚の異物以外を捨てさせる確率は80%だし、相手の手札を破壊しながら戦う《ハンデス》デッキの方が強いのでは?

という意見はあると思います。他のカードゲームなら間違いなくその通りです。



実際、召喚したときにタックスと似た動きをする「怪盗ZERO」より、単純な1枚ハンデスをしつつ、こちらも1枚引ける爆アドの「エリートシーフ」のほうが採用率は高いですし。




ではなぜ《ハンデス》デッキはあまりいないのかというと、




COJが毎ターン2枚ドローだからです。毎ターン2枚ドローのTCGはかなり希少な方です。 他のTCGなら手札一枚破壊とかやりまくってたら余裕で勝てるんですが、 このゲームは、ハンデスするカードを出している間に、気づいたら相手の場にユニットが3体でこっちのフィールドが更地。なんてことがよくあります。




毎ターン2枚ドローなので、奇跡のシャイニングドロー。俗に言う「ひきキモ」する確率も約2倍なのです。




例えば、残りデッキ30枚から3枚デッキにいる「蠅魔王ベルゼブブ」を引く確率は、

1/10+27/30×3/29=約19%

1枚ドローだった場合は10%なので約2倍です




これにより、相手のハンドが少なかったとしても強力なユニット達の効果により、フィールドは負けているのでそのまま押されていくというケースが多いです。 




他にも、「ヒュプノス」や「ポイズンディナー」の死亡。能筋緑、俗に言う《緑単アグロ》に始まる序盤戦の強いデッキの増加等、色々理由はありますが...




それっぽく まとめると、《ハンデス》デッキはハンドを自分のターンで捨てさせてから相手のターンを迎える。つまり《ひきキモやめてください死んでしまいますデッキ》なのに対し、タックスが入るデッキは、ドローでカードを引かせる。もしくは最初から手札を7枚にして引かせもせず、相手の手札を破壊します。《ひきキモ殺すデッキ》 です




タックスを投入するときはトリガーをドローする「カイム」や「雷鎚・ミョルニル」「オータムロイド」



相手の手札を6枚以上にしてドロー枚数を減らしてからタックスを起動する為に、相手の手札を増やす
「ジャンプー」や「聖槍・ロンギヌス」「大天使ガブリエル」等と併用される場合が多いです



武身」や「黄単」。どちらも素で環境トップクラスのデッキに1枚から2枚いれるだけで凶悪なハンデス機能が備わったデッキとなるわけです。

相手がシャイニングドローしてきた逆転のカードをタックスで破壊することができ、破壊できなくても環境トップクラスのデッキパワーがあるので、手札枚数の差(ハンドアド)を得られ、試合を優位に進めることができます。



たった1枚のトリガーで2枚のハンド差をつけることが出来るという効果に加え、逆転のカードを殺せるかもしれないというポテンシャルを秘めている。それこそが「アンフェア・タックス」の強いところです。


対し、《ハンデス》デッキは何種類ものハンデスカードをいれるのが基本です。



ハンデスカードが占めるデッキの枠がそこそこ多くなることで、パワーカードの採用枚数が他のデッキより少なくなり、デッキパワーが普通のデッキより低くなります。ひききもされるだけで劣勢に立たされます。

昔は、黄色の「プロメテウス」等で誤魔化していましたが、今はどう誤魔化すのでしょうか。「始世姫ジョカ」とか「死出の冥銭」でしょうかね。



それならば、ハンデスをするなら「時の圧縮」+《明天凶殺》のカード1枚+ジョーカーだけでハンデスした方がいいのでは?となるわけです。

デッキパワーを下げて過剰なハンデスをするより、デッキパワーをあまり変えずにハンデス機能を搭載したほうが良いというのが現環境のハンデス事情なのではないでしょうか。



さっきも少し話題に出した「エリートシーフ」等のタッチ採用も似たような理由なのではと思います。







最後に前期使ってたデッキをあげて本ブログの
締めとさせていただきます。








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ハンデス》使ってんじゃねーかよwwwwwww



ひとつだけいっとくと「ジョカ」は持ってません。



30戦くらい回して勝率7~8割だったかな?





coj初心者~中級者向けに書いたつもりなので参考になれば嬉しいです。



あんてな登録してから最初のブログなのでもう1度言っておくと、このブログは3人で垢回して書いてます。他の2人の記事も宜しければよろしくお願いします。


ではノシ